高度専門職
「高度専門職」とは、日本の経済発展を目指し、高度な知識・スキルを持つ外国人を引き寄せるため、日本政府から発行される在留資格ので、日本の“グリーンカード”ということもできます。敷居が高いと感じる人も多いと思いますが、実は申請条件を満たしている人も多いのです。2021年末時点で高度専門職による在留資格を保持している中国人は(香港人を含む)10,309人、アメリカ人は873人です。以下、この在留資格についてご紹介いたします。
よく検討し、申請する事をお勧めします。
「高度専門職」は2種類存在します:
- 高度専門職1号
- 高度専門職2号
上記2つ主な違いは、高度専門職1号は在留期間が5年、高度専門職2号は在留期間が無期限である事です。高度専門職1号の保持者は日本に3年滞在した後、高度専門職2号を申請するか、日本の永住権を申請する事が出来ます。
「高度専門職」は3つの活動分野に分けられます:
- 「高度専門職1号(イ)」高度学術研究活動
- 「高度専門職1号(ロ)」高度専門・技術活動
- 「高度専門職1号(ハ)」高度経営・管理活動
上記3種のそれぞれにポイント表があり、ポイントの項目には主に次のものが含まれます。
- 学歴
- 職歴
- 日本での年収
- 日本語能力、N1またはN2
- 世界大学ランキング上位300の大学を卒業
- 研究実績
添付ファイルのそれぞれのポイント表をご覧になり、ご自身で計算する事も出来ます。また弊社担当者も計算のサポートすることも可能です。ポイントが70点以上、日本での年収が300万円以上あれば申請の資格があります。
「高度専門職」の優遇点
- 在留資格の期間は5年間。
- 70ポイントに達していて3年以上日本に居住している場合、永住権を申請可能。80ポイント以上保有している人は1年間日本に居住後すぐに永住権を申請可能。
- 複合的な在留活動の許容
- 配偶者は就労活動が可能で、フルタイムで働くことが出来る。
- 妊娠中、または7歳以下の子供がいて、世帯収入が800万円以上の場合、祖父/祖母の帯同申請が可能。
- 一定の条件の下、家事使用人の帯同が可能。
- 入国・在留手続きの優先処理
「高度専門職」は最も早く日本の永住資格を得られる在留資格です。
「高度専門職」を申請出来るだけのポイントがあるか不明な場合、弊社の専門コンサルタントまでご連絡下さい。申請資格にかなっているか確認のサポートを致します。現在はポイントが不足していても、ポイント加算のアドバイスとサポートを致します。